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免疫をつかさどる血液の分身たち―「汗」と「涙」

体内を巡る水分の代表は「血液」です。それ以外にも唾液や汗、涙など人体の各器官にはそれらを保護するための仕組みが備わっています。
唾液は口内の殺菌や食物の化学的分解、汗は体温調整や皮膚の潤いを保護、そして涙は眼球を潤しそれら機能を陰で支えています。
何かのきっかけでこうした体液の分泌が止まってしまうと、細菌感染を引き起こしたり体液により供給されていた栄養分が行き届かなくなるなどのトラブルに見舞われます。

汗と涙の生成過程とその役割とは

汗や涙の原料は体内を巡る血液です。 そのためどちらも血液に近い成分で構成されています。

涙は涙腺内を通る毛細血管中の血液から血球を除いて生成された液体です。 成分のうち98%が水となっており、残りがタンパク質などの栄養素です。
涙の役割は眼球やまぶた裏の潤滑、角膜や結膜への栄養の運搬、細菌や紫外線からの保護、そして抗菌作用と目周辺のメンテナンスのほとんどを涙が担っています。

汗は皮膚にある汗腺から分泌される液体で体温調整が主な役割となります。 涙と同じで主成分の水が99%という大部分を占めています。
そこに塩分などのミネラルや尿素を含んでおり、気化熱による体温上昇の防止に加え、皮膚表面では皮脂腺と交じり合って皮脂膜となり、水分の蒸散を防ぐ役目があります。
さらに体内の毒素を排出するなどの働きがあるといわれていますが、これに関しては科学的な証明はなされていません。

全身の免疫をつかさどる血液を支えるのは水分補給!

以上のように摂取した水分を血液が取り込み、そこから汗や涙などの体液が生成されます。
そのため、汗や涙を滞りなく分泌できる状態にしておくには適度な運動による代謝と水分補給が必要です。
人体にはおよそ1日当たり1.5~2リットルの水分が必要とされており、極度に少ないと免疫や排泄、代謝に変調をきたすことがあります。
そうならないためにも普段から意識的に飲むようにしましょう。こまめに少量ずつ飲むのがポイントです。

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