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水とライフスタイル

ウォーターサーバーの水は軟水がおすすめ!その理由とは

2019/04/09

軟水は日本人の舌に馴染みのある、とても飲みやすい水です。普段の飲み水としてだけでなく、お料理や、粉ミルクを溶くときなど、ほかのさまざまな用途に使えるこの軟水について、ご紹介します。

軟水の味について

普段飲んでいる水の味と言うと、どのような味を思い浮かべますか?味と言われても、ぱっと思いつかないというときもありますし、なんだか生臭いような、金属のような味を想像するかもしれません。水の本当の味とは、どんな味なのでしょうか。実は、水そのものの味は、ミネラル含有量と深い関係があります。ミネラル分が多いと、若干苦味のある味がすることがあります。

一方で、ミネラル分が少ないと、水の味は控えめになり、まろやかな甘みの感じられるクセのない味になります。ミネラルと言われている成分は、カルシウムやナトリウム、マグネシウムといった成分です。WHOの定義では、1L当たりのミネラル含有量が120~180mgの水を硬水、60mgを下回る水を軟水と呼んでいます。硬水は、水そのものの味を強く感じることが多いです。どちらがいいかというのは、好みとどんな効果を期待するかによります。硬水は、ミネラル分が高いので、ミネラルを補給したいときには最適でしょう。一方で、軟水は飲みやすく、日常的に身近にある水として利用されており、飲用や調理に使ったりする水として最適です。

ちなみに、水道水が生臭いような独特の臭い・味がする場合は、水自体の味ではないのかもしれません。水道水に含まれる消毒薬や、水道管そのものが腐食してしまっていることが関係しているケースがあります。最近、水の味が変わったな、変だなと思ったら、一度専門の業者の人に見てもらったほうが良いかもしれませんね。

日本で軟水が多い理由

日本では、昔から軟水が飲まれてきました。日本で軟水が多い理由は、水ができるまでの過程にあります。水は、雨として地面に降った後、岩盤に染み込み、地下水脈を形作っていきます。地下水として溜まった水は、自然の地層や岩盤で不純物がろ過されていくので、より一層クリーンな水へと変化していきます。

さて、水は地下へと浸透していく中で、その土地が持つミネラル分を吸収していきます。日本は島国であり、急な山が多い地形です。地面に染み込んだ水は、地層にあるミネラルをあまり吸収せずに、比較的速いスピードで地下へ地下へと落ちていきます。結果として、少ないミネラル分の軟水ができ上がるのです。ミネラルと言っても、さまざまな成分があるので、成分のバランスによって味が変わります。たとえば同じ水であっても、別の地域で取れた水の風味が違います。同じ軟水であっても、ミネラルが多めの軟水なのか、少なめの軟水なのかという点だけでも味に差が出ます。

一方で、ヨーロッパは硬水が多く採れることで有名です。というのも、ゆっくりと時間をかけて、ミネラル分の多い地層に水が浸透するため、ミネラル分を多く含んだ水になりやすいのです。水が通ってくる場所によっては、シュワシュワとした炭酸ガスが含まれていることもあります。ヨーロッパでは、通常「水」と言うと、硬水のことを指します。ヨーロッパ以外でも、中国など、大きな河が流れているところも硬水が多いようです。

しかし、同じヨーロッパでも、イギリスは島国ですから、日本と同じ理由(急な山地が多い)で軟水が湧きだすことが多いようです。日本で硬水が採れる場所として有名なのは、沖縄です。島でありながら硬水が採れる理由は、地層にサンゴ礁の石灰分が多く含まれるためです。サンゴ礁の石灰分が水に溶けだして、硬水になるのです。地球上には、さまざまな土地や地形がありますが、地域ごとに水の味が違うというのは、面白いですね。ただし、普段軟水に慣れている人が、急に硬水を飲むとお腹を壊してしまうことがあります。旅行の際には十分注意してくださいね。

料理にも、薬にも、飲み物にも、何でも使える

軟水は、水そのものの味が控えめです。そのため、料理を作ったり、薬を飲んだり、粉ミルクを溶いたりと、あらゆることに使えます。軟水は、日本食には欠かせない大事な役割を担っています。日本食に必須のおいしい出汁は、昆布や魚といった、旨味を含んだ食材から香りや味を水に移して作ります。軟水の味が控えめだからこそ、素材を大切にした繊細な味わいを実現できるのです。お茶やコーヒーの本来の味も壊さず楽しめます。

また、水の成分が薬に影響することがないので、薬を飲むときにも安心です。赤ちゃんの粉ミルクは、硬水で作ってしまうとミルクの成分が分離したり、溶けなかったりすることがあります。また、赤ちゃんの消化能力は大人よりも弱いものなので、硬水に含まれるミネラルを消化できず、お腹を壊してしまうことがあります。逆に、大人で便秘に悩む人は、硬水を飲んでお通じの改善に役立てようという人もいます。軟水は、料理や普段の飲料水として、さまざまな用途に使えます。使い道が広い点が、軟水の最大のメリットです。

最近は、硬水、炭酸水というように、水にもさまざまなバリエーションが増えてきましたが、多くの日本人が飲みなれているのは軟水で、おいしいと感じるのも軟水が多いようです。健康のためには1日2Lの水を飲むと良いと言われていますが、どうせ飲むならおいしい水を飲みたいものですよね。軟水は、ミネラル含有量が少なく、まろやかな味わいです。

軟水は、通常の水と同様に、炊飯にも使えます。ご飯もふっくらと炊けるようになりますし、コーヒーやお茶も飲みやすい味になります。おいしい軟水を生活に上手に取り入れることでジュースなどの糖分の多い飲み物よりお水を飲むようになったという声も有り、よりヘルシーな生活を目指すことができますよ。

軟水の美容面におけるメリット

また、美容面でもさまざまなメリットがあります。サウナや運動など、汗をかく場面で軟水を飲むと、汗と一緒に体の老廃物を押し流してくれます。また、軟水はお肌にも優しいことが知られています。硬水はミネラル分は多いのですが、お肌にとっては刺激が強いと感じてしまう人もいるようです。軟水はお肌に優しく、洗顔に使うときでもソフトに洗い上げることが可能です。油分を奪いすぎず、適度に潤すことが可能なのです。

まとめ

ウォーターサーバーの水は大容量な上に、好きなときに好きな量を飲めます。ウォーターサーバーの軟水は、飲み物としてだけではなく、炊事、美容などマルチに活用するのに最適ですね。