水とライフスタイル
上手な水分補給でストレスや緊張を撃退!
2019/05/21人生には緊張する場面が多くあります。 人生の大きな転機だけでなく、日常的に生じる緊張は継続して起こるため、その度に体はストレスにさらされることになります。 緊張状態が続くと体調にも少なからず変化が生じることになり、口の渇きもその一つと言えます。 この現象自体は誰にでも起こるものなので、特別気にするほどのことではありませんが、体が発する信号なので可能であれば対処するのが望ましいでしょう。
喉が乾くメカニズム
体が保有する水分の内、2%損失するだけで脱水症状に見舞われてしまいます。
そのため、発汗や排尿などにより血中の水分が減少すると代わりに塩分濃度が上昇し、それを感知した脳の信号により体内の水分が血中に移動します。
これにより血中の塩分濃度が一定に保たれるのです。
この過程で生じる脳の信号が喉の渇きとして体に水分補給のタイミングを知らせています。
口や喉には水分を感知するセンサーがあり、脳の信号に対してセンサーが水の存在を感じると、脳がそれに反応して渇きが癒された状態に落ち着きます。
ストレスにさらされたとき体はどうなる?
強い緊張やストレスにさらされると自律神経、特に交感神経の働きに乱れが生じるため、それに伴って体に変調をきたす場合があります。
口や喉の渇きもその一種で、唾液の分泌量が減少しネバリの強い唾液になるため、口の中がべたつき、渇きを感じるようになるのです。
渇きを癒してリラックス効果
ストレスを感じることで口や喉に渇きが生じるなら、水分補給をうまく行えばストレスを和らげることができると逆のアプローチを唱える人もいます。
確かに水分補給によって神経系のバランスを維持できれば、ストレスに対する過敏な反応を抑えられるのでリラックス効果が期待できます。
リラックス効果を狙った何か特別な飲み方があるわけではありませんが、体によいとされる飲み方のポイントが2つあります。
- 喉が渇いてからではなく、渇く前に飲むこと
- 一口ずつちびちびと飲むこと
緊張の合間に水分補給を挟むこと小休止やで気分転換にもなるため、スピーチや講演会などの講演者は演台に水を置くなどして、積極的にこの方法を取り入れています。
勤め先や自宅にウォーターサーバーがあるのであれば、水分補給には最適の環境です。大いに活用しましょう。
失った水分やミネラル分を補うならミネラルウォーターが一番。 緊張を感じたら体の緊張をほぐすストレッチだと考え、意識的に水を飲むようにしましょう。