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水とライフスタイル

健康・美容だけじゃない!炭酸水は料理にも大活躍!

2019/10/07

炭酸水とは、水中に二酸化炭素が溶け、「シュワシュワ」とした特有の発泡感がある水のこと。炭酸水には人工的に作られた人工炭酸水と自然に湧き出る天然炭酸水があります。 人工炭酸水は水に二酸化炭素を圧入して製造されることから、炭酸濃度を自由に調節できる点が特徴です。一方、天然炭酸水は湧水として採水される際にすでに二酸化炭素や天然のミネラル成分を含んでいる点が特徴です。 いずれも体に取り入れると水中の二酸化炭素やミネラルの働きにより健康や美容に嬉しい効果があるといわれています。 そんな炭酸水は料理においても活躍する優れもの。毎日の料理をもっとおいしくしたい方にも、ぜひ使ってほしいお水です。そこで今回は、「炭酸水が料理をおいしくする理由」や「炭酸水と相性のよい料理」についてご紹介します。

なぜ炭酸水が料理をおいしくするのか?

炭酸水が料理をおいしくしてくれるのは、水中の炭酸ガスが食材に浸透したり、加熱時に発生する二酸化炭素が食材の萎縮を防いだりできるためです。以下では、料理に使う炭酸水がどのような働きをするのか見ていきましょう。

じっくり火を通す食材に:浸透して食感を高める
加熱調理で炭酸水を使用すると、食材の繊維に浸透した炭酸が気泡化し、加熱された食材が柔らかくふっくらとした食感になります。じっくり火を通す穀類や根菜などで効果を感じやすいでしょう。

縮みやすい肉料理に:浸透して縮みを防ぐ
加熱の過程で萎縮しやすい肉類は、事前に炭酸水に漬け込んだり、炭酸水で煮たりすることで縮みを防ぎやすくなります。

臭みを消したい魚料理に:弱酸性の性質が臭み成分を中和する
弱酸性の性質を持つ炭酸水は、アルカリ成分の臭みを持つ魚料理にも最適です。酸性度が強いレモンなどを併用すると、より臭みを抑えた調理が可能です。

ふんわり食感を目指す卵料理に:気泡を含ませ食感をアップさせる
卵2個に対して大さじ1杯ほどの炭酸水を混ぜて焼くと、ふわふわの卵料理が作れます。気泡を空気に逃がしてしまわないように、溶き卵に炭酸水を混ぜたらすばやく調理しましょう。

このように、炭酸水を料理に使用すると食感や風味が良くなり、下ごしらえが必要な肉料理や魚料理もおいしく調理しやすくなります。ちなみに市販されている炭酸水ですが、果汁・乳・甘味料・酸味料・香料など多くの成分が配合されているものは避けたほうがいいでしょう。料理の風味を損なってしまわないためにも、糖分や香料などの添加物が配合されていない炭酸水を選びたいですね。

炭酸水でご飯もふっくら!

お米を炊く際に炭酸水を使用すると、普通の水に比べてふっくらもちもちとした食感に炊きあがります。これはお米に浸透した炭酸が炊飯の過程で気泡化し、お米がたっぷりの空気と水分を含みながら加熱されるためです。いつもと同じお米や炊飯モードでも、見た目はつややかで風味豊かなご飯を楽しめるでしょう。

お米を研ぐときに使用する水は、水道水でも構いません。研いだお米を炊飯器に入れ、そこにいつもの水の代わりに炭酸水を注ぎます。分量は、通常の水で炊く場合と同量です。柔らかめのご飯が好みの方は通常より少し多い、1.2倍の炭酸水を注ぎましょう。炭酸水は勢いよく注ぐと炭酸が空気中に逃げてしまうため、泡が立たないように静かに注ぐことがポイントです。

お酒とも相性抜群!

炭酸水はお酒との相性も抜群です。梅酒のソーダ割りやハイボールは定番ですよね。そのほかにも、お好きなジュースやお酒に炭酸水を組み合わせて、自分好みのオリジナルカクテルを作ることもできます。市販のワインを使って、オリジナルのスパークリングワインを作るのも良いでしょう。炭酸水は血管を広げて血流をよくしたり、代謝アップをしてくれたりする効果 も期待されています。

また、市販されているチューハイやカクテル類には糖分がたくさん含まれているものも多く、「お酒は飲みたいけど健康面が気になる」という方もいるのではないでしょうか。そのようなときは無糖の炭酸水を使って作るお酒なら、気になる糖分を控えてすっきり爽快な飲み口を堪能できますよ。

炭酸水を使ったさまざまな料理

炭酸水と相性のよい料理には、お米の炊飯や卵料理に以外にも以下のようなものがあります。

◇浸透させて食感を高めるのがおすすめの料理
カレー、肉じゃが、大根の煮物、湯豆腐、筑前煮、煮豆 など

煮込み料理に炭酸水を使うとふっくらとろけるような食感になります。水に比べて短時間で味をしっかり染み込ませることができるので、忙しい日のご飯にもおすすめです。

◇浸透させて縮みを防ぐのがおすすめの料理
煮豚、角煮、ビーフシチュー、生姜焼き、ポークソテー、とんかつ など

豚バラブロックや牛すじなど、硬くなりやすいお肉を使った料理は炭酸水で縮みを防ぎましょう。煮込んで調理する場合は煮汁に使う水を炭酸水に変えれば、短時間で味も染み込みやすくなって一石二鳥。

◇臭み消しでおすすめの料理
ぶり大根、カレイの煮付け、鯖の味噌煮、アクアパッツァ、カルパッチョ など

生姜やハーブなどの薬味が苦手な方も、炭酸水を使えば風味を変えることなく魚の臭みを抑えられます。炭酸水が持つ“弱酸性”の性質を利用するため、開封から時間が経ち、ガスが抜けている炭酸水の消費にもおすすめです。

◇軽い食感をつくるのにおすすめの料理
天ぷら、フリッター、ハンバーグ、お好み焼き、パンケーキ、アメリカンドッグ など

炭酸水を天ぷらやフリッターの衣に使用すると、たっぷりの気泡を含んだ状態で加熱できるため、ツノが立ちサクサクとした衣に揚がります。冷めても軽い食感が残りやすいため、パンケーキやアメリカンドッグなど「軽い食感を残したい揚げ物」には炭酸水を使用してみるのがおすすめです。

まとめ

炭酸水はそのまま飲んでも、料理に使っても嬉しいパワーのあるお水です。健康・美容の目的で炭酸水を常備している方も多いですが、飲みきれずに余っているならこの機会に炭酸水を使用した料理を始めてみましょう。使うお水を変えるだけで、料理の腕をワンランクアップさせられること間違いありません。