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水を飲むと健康にいいのは本当?健康効果がある水の種類と正しい飲み方

2021/03/17

「水をたくさん飲むと健康に良い」という話はよく聞くと思います。人間の身体の約60%は水分でできており、酸素や栄養素を運んだり体温を維持したり、老廃物の排出などの生命維持に必要な役割を担っています。 それだけの役割を担う水分なので、「水は健康に良い」というのはなんとなくイメージできるのではないでしょうか? 本記事では、水の健康&美容効果を掘り下げてご紹介します。さらに、健康効果を高める水の飲み方もご説明するので、ぜひチェックしてみてください。

水を飲むことの健康&美容効果とその理由

水を飲むことで得られる美容&健康効果のうち、代表的なものを以下の通り6つご紹介したいと思います。

◇ ストレスの軽減

水には、リラックス効果(鎮静効果)がありますので、ストレスを感じているときや緊張状態にある人におススメです。

水を飲むことで、脳に集まった血液を胃腸に導き、精神状態を落ち着かせることができます。また、水に含まれるカルシウムやマグネシウムは神経に関係しています。
ストレスが溜まっている時には少し意識的に、そういったミネラルが多めに含まれている水を飲むと良いでしょう。

◇ 疲労回復

水分不足で血流が滞っていると、体内に酸素や栄養素をスムーズに運ぶことができず、老廃物をためこむことになります。それにより細胞が活性化せず、代謝が悪くなり、疲労の蓄積にもつながります。水分を意識的に摂取して血液をサラサラにすることで、疲労の回復が期待できます。

また、運動前に水を飲んでおくことで疲労を遅らせたり、回復を早めたりする効果が期待できます。

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◇ むくみの解消

むくみは、身体の末端まで血液やリンパ液が上手く循環していないことにより、皮膚と皮下組織に水や老廃物がたまった状態のことです。水分が足りていない場合や塩分を摂りすぎた際などに、身体は水分をためこもうとし、むくみにつながります。
また、運動不足が続いたり、同じ態勢で長時間過ごしたりすると、血液の流れが悪くなり、むくみの原因となります。

むくみ解消には血行をよくすることがまず重要ですので、それには水を上手に摂取することが大切です。むくむのが嫌だからと言って水を飲まないことは逆効果です。

ここでおすすめなのが、カルシウムと、デトックス効果などがあると言われている”サルフェート”(硫酸塩)を含む、硬度120mg/L以上の水を摂取すること。サルフェートは海外産の硬水に多く含まれています。

カルシウムには血管を柔らかくする効果が、サルフェートには老廃物を排出する効果があるので、体内の水分量を増やし、循環をスムーズにさせるには最適です。

◇ 便秘の解消

便秘の解消に効く代表的なものと言えば「食物繊維」ですが、実は水も効果的。便が硬いことが便秘の原因になっている場合、単純に便の水分量を多くすれば、便秘が解消する可能性があります。

水分を含んで軟らかくなった便は出しやすいので、腸の動きが鈍っていても排便できる可能性は高いです。注意点として、1度にたくさんの水を飲むと、きちんと身体に吸収されずに尿になって排出されてしまいます。こまめに水を飲む習慣をつけることが重要です。

また、水に含まれるマグネシウムには、腸に水を集める働きがあるので、便をやわらかくし、便秘解消効果が期待できます。

他にも、炭酸水には胃腸を刺激する働きがあるので、少し冷えた炭酸水を朝一番に飲むとよいでしょう。

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◇ ダイエット効果

常温の水をこまめに飲むことで、結果的にダイエットにつながることが期待できます。

ジュースや砂糖入りの飲料を飲む代わりに水を飲めば、カロリーを大幅に減らすことができますし、水を飲むことで老廃物の排出を促したり、一時的ではありますが空腹感を抑制したり、食べ過ぎを防いだりする効果もあります。むくみや便秘の解消も期待できるので、体重だけでなく見た目のすっきり感にもつながるでしょう。

ダイエット目的で水を選ぶなら、ダイエット中に不足しがちなミネラルなどを補ってくれるので、含まれているミネラルが少ない軟水よりもミネラルを多く含む硬水がおすすめです。ただし、硬度が高くなるにつれて飲みにくさや身体に合わない可能性も出てくるため、硬度120mg/L以上の水の中から、飲みやすく、自分の体質や体調に合ったものを選ぶと良いでしょう。

◇ 美肌効果

「むくみの解消」の項でも述べたように、体内の水分量が不足すると血液の流れが悪くなってしまいます。血液の流れの悪さによって新陳代謝が悪くなり、ターンオーバーが正常に働かなくなるという症状が引き起こされることも。

水をしっかり飲んで体内の水分量を補えば、血液が循環して身体の老廃物がしっかり排出されることにより、新陳代謝が活発になることが期待できます。新陳代謝が活発になればお肌のターンオーバーも正常になるので、角質だらけのこわばった肌が改善され、身体の内側から美肌を目指すことができるのです。

健康効果を高める正しい水の飲み方

ここまで、水を飲むことにより得られる健康&美容効果について紹介してきましたが、水を適当に飲んでいては思うような効果を得られない可能性があります。ここでは、効果を高める水の飲み方を3つご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

◇ 飲むタイミングを決めてこまめに飲む

前でも触れたように、1度に大量の水を飲んでも尿として排出されてしまうので、思うような効果は得られません。タイミングを決めて、1回コップ1杯ほどの水をこまめに飲むことが重要です。おすすめのタイミングの例は、以下の通り。どれも水分量が低下しがちなタイミングなので、チェックしておきましょう。そして、これ以外のタイミングも含めて、一日に合計7~8回のタイミングで、コップ1杯程度の量をこまめに飲むようにしましょう。

  • 朝起きたとき
  • 通勤で歩いたとき
  • スポーツしたとき
  • 入浴後
  • 就寝前

 

◇ 1日に飲む水の量は最低でも1.2リットルは必要

体重などにもよりますが、実は1日に人間が必要な水分量は、なんと2.5リットルとも言われています。これは、身体から出ていく水分をきちんと補うために必要な量で、意識して摂取しないとすぐに水分不足に陥ってしまいます。

食べ物から摂取できる水分や体内で生成される水分もあるので、水を飲むことだけですべてを補う必要はありませんが、最低でも、1日に約1.2リットルの水を飲む必要があると考えておくと良いでしょう。

◇ 水は冷やし過ぎない

暑い日や入浴後など、体温が上がっているときは冷たい水を飲みたくなりがちですが、実は冷やしすぎはNGな場合も。吸収スピードが速いので、スポーツ後や入浴後に適してはいますが、あまり冷やしすぎると身体に負担を掛けてしまいます。また、日常的に冷水を飲んでいると、冷え性や便秘を引き起こす可能性も。

日常的に飲むときにおすすめなのは、常温の水です。吸収スピードはゆっくりですが、消化器官への負担はほぼありません。

また、実は白湯もおすすめ。身体を内側から温めることにより、内臓機能の活発化や代謝アップ、免疫力アップなどの効果も期待できます。

正しく水を飲んで健康に

水は人間の生命維持に欠かせないもので、体内の水分量が低下するとむくみや便秘など様々な影響が出てしまいます。水を飲んでしっかりと体内の水分量を保持することが重要です。健康面の悩みの解消だけでなく、美容においても効果が期待できます。

ただし、飲み方には注意が必要です。コップ1杯程度の量をこまめに飲むようにしましょう。また、飲む水の種類にもこだわることで、さらに効果が期待できます。ダイエットでは硬水を、口当たりの良さを重視するなら軟水を選ぶといいでしょう。今回ご紹介した正しい水の飲み方のポイントを抑えて実践すれば、健康&美容効果が得られるかもしれません。

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参照元


山中亜希


<監修者プロフィール>


名前:山中 亜希


2004年、ミネラルウォーター専門店「AQUA STORE」の立ち上げと同時にイタリアにてアクアソムリエの資格を取得。2008年より、アクアソムリエを養成する日本初のミネラルウォーターの専門スクール「AQUADEMIA」を開校し、校長に就任するとともに、ミネラルウォーター専門店「AQUA STORE」のディレクターとしても活動。ミネラルウォーターの正しい知識・情報の普及のために、セミナーや講演、企業へのコンサルティング業務などを行っており、海外からもセミナーの講師として招聘されている。