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水とライフスタイル
軟水と硬水でこんなに違う!ミネラルと氷の関係
2018/02/15暑いシーズンともなると飲料や料理に引っ張りだこの氷。 冷却用、保存用と毎日たくさんの氷が用いられ、生活とは縁の深い存在です。 そんな氷ですが、家庭用と氷屋のような専門業者では一目で氷の質が違うとわかります。
まるでクリスタル!無色透明の氷を作るのに適した水とは?
水道水や硬水に比べ軟水が適していると言われます。
それは軟水の含有するミネラル分が少ないためで、正しく製氷した際に曇りが出にくいとされています。
凍らせ方にも方法があり、従来の冷凍庫のように急速に凍結させると水に含まれる空気が気泡となって氷の中に留まってしまうため、これが白い曇りとなって残ります。
これを避けるためには水をゆっくりと凍らせていき、気泡が水の外へ逃げ出す時間を与える必要があるのです。
ウォーターサーバーでクリアな氷を作ろう!
家庭で実践する場合は水の凍結をゆっくりと進めるため、断熱性の高い容器を使って急速な冷えを抑えつつ凍らせたり、水を一度沸騰させて水分内の空気を抜いてから凍らせたりなどの方法がとられます。
また、冷凍庫の壁面や床面に直接触れないよう容器との間に発砲スチロールや割り箸を挟む方法も効果が確認されています。
氷の透明度を活かして、食用の花(エディブルフラワー)や小さく切ったフルーツ・ハーブを製氷器に入れるなど、アイデアあふれる氷を作ってみるのもよいかもしれません。