水とライフスタイル
ウォーターサーバーのコスパは良いの?悪いの?利用時の判断基準を解説
2020/05/29ウォーターサーバーのコスパは、初めて利用する人にとって想像しづらいものだと思います。ですが、サーバーの水によって健康的かつ便利な生活を続けるには、検討段階で「自分にとってコストパフォーマンスの高い商品かどうか?」の確認が必要です。そして、納得したうえで申し込むべきです。 そこでこの記事では、ウォーターサーバーのコスパ判断につながるポイントを詳しく解説していきます。
ウォーターサーバーのコスパは「水の価格」だけでは判断できない
ウォーターサーバーの導入を検討するとき、多くの人は「水の価格」を見て、コスパを判断すると思います。しかし実際にサーバーを使い始めると、水の料金に加えて以下のような費用がかかります。
- サーバー本体のレンタル料
- 水の配送料
- 電気代
そのため、導入に向けてコスパを判断するときは、水の価格だけを見るのではなく、月々の総合的な費用から、「自分にとってお得なのかどうか?」を考える必要があります。
ウォーターサーバーのコスパ判断で確認すべき月々の総費用
コスパの判断をするうえで月々の総費用に抱くイメージは、地域や各家庭の事情によっても異なってきます。
うるのんの人気サーバー・Grandeの場合、毎月5,000円ほどの費用がかかりますが、「月々5,000円がコスパとしてどうなのか?」という判断は、各家庭における水の使い方や地域事情によって大きく変わってくるのです。
◇ 水道料金が高い場合、ウォーターサーバーで節約できる可能性も
たとえば、兵庫県赤穂市や和歌山県白浜町は、全国的に見ても水道料金が安いことで有名な自治体です。水にあまりお金のかからないこうした市区町村の人は、サーバー利用によって月々5,000円もの出費が増えることに、あまりコスパが良くない印象を受けるかもしれません。
一方、埼玉県寄居町や北海道江差町のように、水道料金が高いランキングのベスト5に入る自治体の場合、飲料水や料理に使う水をウォーターサーバーに変えることで、家計が節約できる可能性もあります。
◇ お湯を沸かすガス代や電気代とも比較すべき
お茶やコーヒーを入れたり、赤ちゃんにミルクをつくったりする機会が多い場合、お湯を沸かすためのガス代やIHクッキングヒーターの電気代も考える必要があるでしょう。
具体的な地域を例にすると、日本で最もプロパンガス料金が高い北海道の場合、ガスを使ってお湯を沸かすより、ウォーターサーバーから温水を出したほうが、節約になる可能性もあります。
また、子どもの多い大家族の場合も考えてみましょう。たとえば、真夏に冷たい水を飲むためにみんなが冷蔵庫の開閉を行えば、庫内の温度がなかなか下がらず、電気代が大きく上がる要因となるため、ウォーターサーバーを導入することにより節約になる可能性があります。
◇ ペットボトルとのコストも比べてみる
ウォーターサーバーのコスパについて考えるときには、外出先で多くの人が購入するペットボトルとの比較も必要です。
ウォーターサーバーの導入によってマイボトルに水を入れて持ち歩くようになると、今まで毎日購入していた1本100円~150円ほどのペットボトル代が節約できます。たとえば、1日1本以上のペットボトルを購入する人は、1本100円換算で1ヶ月3,000円以上のお金が節約可能です。
このように、いつも何気なく買っているペットボトルのお金に目を向けると、毎月5,000円ほどかかるとされるウォーターサーバーの維持費も、そこまで高くない印象に変わるかもしれません。
◇ コスパの良いサーバー選びに欠かせない情報力・判断力
ここまで見てきたように、ウォーターサーバーのコスパは、水道料金や電気代、ガス代、あるいはペットボトルの購入費といった、総合的な要素を比較して判断することをおすすめします。
また、ウォーターサーバーで月々かかる電気代や配送料、レンタル料は、各メーカーや機種を比較することで安く抑えられる場合もあります。サーバー利用にかかる具体的な料金に関心がある方は、以下のページもチェックしてみてください。
関連記事:うるのん|価格・料金プランと配送料
長期的な使用でかかる費用も要チェック
ウォーターサーバーは、基本的に長く使う家電です。本当の意味でコスパの良いサーバーを選ぶためにも、現時点で計算した月々の金額だけでなく、かかる費用を長期的な視点でチェックするのがおすすめです。
◇入会特典やキャンペーンによる料金変化
ここで多くの人が見落としやすいのは、「6ヶ月は基本料金無料キャンペーン」や「3ヶ月間は無料で月々2本のボトルプレゼント」などによる特典の影響です。こうしたキャンペーンを利用すれば、確かに安くお得にウォーターサーバー利用を始められると思います。
ただし、特典に惹かれて申し込みをするときには、「キャッシュバックなどの付与期間が終わった後、月の総費用はいくらに変わるのか?」や「その費用は家計の負担にならないのか?」などの確認も必要です。
そのため、ウォーターサーバーを長く使い続けるには、特典の豊富な入会直後だけでなく、長期的な視点でコスパの判断をしてみてください。
◇解約時にかかる費用も要チェック
単身赴任生活や転勤などの事情で、当初から「利用期間が短い」とわかっている場合、以下のような解約にかかるお金についても注目しましょう。
- 違約金
- 解約手数料
- サーバー返却料
こうした費用の多くは、メーカー側が設定した1年~3年の契約期間に満たない時期の解約で発生します。そのため、将来的な解約予定が少しでもある場合は、安くお得な入会特典よりも、解約時の規約やシステムで比較検討したほうが良いでしょう。
まとめ
ウォーターサーバーのコスパは、水の価格だけでなく、月々かかるトータル費用やライフスタイルなどから総合的に判断すべきものです。また、コスパだけでなく、味やサービスなどのほかの価値から考えてみることも、非常に重要なポイントとなります。
自分にとって「ウォーターサーバーはコスパが高いのか?低いのか?」で悩んでいる方は、ぜひ、今回の記事の内容を参考に、情報収集から始めてみてください。
うるのん|価格・料金プランと配送料