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ウォーターサーバーは停電でも使える?災害時に役立つ情報まとめ

2019/11/07

いつでも適温の水が使えるウォーターサーバーは、日々の生活を便利にするだけでなく、災害時の備蓄にも役立ちます。 しかし、もし停電が起きた場合、ウォーターサーバーから水を出せるのかどうか、気になったことはありませんか? 停電はサーバー本体のトラブルや故障の原因となり得るので、正しい扱い方をすることが重要です。 今回は、停電でも使える・使えないウォーターサーバーの違い、停電中と復旧後の扱い方、水のタンクを備蓄するときのポイントについて解説します。

停電でも使えるor使えないウォーターサーバーとは?

ウォーターサーバーには、停電時でも使えるものと使えないものの、2種類があります。その違いは、水を出す仕組みにあります。自宅で使っている本体の仕組みをチェックし、停電に備えておきましょう。

◇レバー式・コック式なら停電時でも使える
電力を使わずに重力で出す機種なら、停電時でも常温の水が使えます。重力で水を出すタイプは、コップを押し付けるレバー式、つまみを動かすコック式が代表的です。

うるのんの場合、スタンダードサーバーはコック式なので停電時でも使えます。スタイリッシュサーバーはボタン式ですが、冷水側のボタンで常温の水を出すことが可能です。

◇ボタン式は停電になると使えない
電気を使って水を出すボタン式は、停電になると水を出せないうえに、水の温度を保つ温冷機能も使えなくなります。

うるのんでは、Grandeがボタン式に該当します。温冷機能と給水ボタンは使えませんが、災害時はボトルの逆止弁を開け、ボトルから直接水を出すことができます。

◇停電後の水はいつまで飲める?
冷水タンクと温水タンクで適温に保っているため、停電で機能が使えなくなるとサーバー内の水は常温になります。常温になった水は鮮度を保てないため、一般細菌が繁殖するリスクがあるので注意が必要です。サーバーに設置している水は、1~2日で使いきるのが望ましいでしょう。

また、量が多く飲み切るのが難しい場合、洗濯などの生活用水として活用するのもおすすめです。

停電中・復旧後の正しいウォーターサーバーの扱い方

停電中、または停電が復旧した場合、ウォーターサーバーの正しい扱い方があります。誤って扱うとサーバー本体の故障につながる恐れがあるので、以下の内容を必ず守りましょう。

◇停電したら必ずコンセントを抜く
停電が起きた場合、ウォーターサーバーのプラグをコンセントから抜くのが基本です。
プラグを差したまま停電が復旧すると、その瞬間に大量の電流が流れる恐れがあります。サーバー本体が故障する可能性があるうえに、電源ケーブルがショートすることも考えられます。電気なしでも使えるタイプは、プラグを抜き忘れることがあるので注意しましょう。

◇停電復旧後は温水スイッチをONにする
停電から復旧したらプラグをコンセントに差し、温水機能をONにして適温になれば使用できます。ただし、プラグを差すだけで自動復旧する機種や、復旧の操作が必要な機種もあるようです。ウォーターサーバーの説明書を必ず確認し、適切な方法で復旧しましょう。

災害用にウォーターサーバーの水を備蓄するポイント

ウォーターサーバーのボトルは、災害用の飲料水や生活用水としても活用できます。災害用にボトルを備蓄する際は、以下のポイントを踏まえると安心です。

◇消費期限が長いRO水は備蓄用に最適
ウォーターサーバーの水は天然水とRO水が主流ですが、備蓄用の水に適しているのは、天然水よりも消費期限が長いRO水です。

<天然水とRO水の違いは以下の記事をチェック>
関連記事:天然水とRO水の違いとは? それぞれの特徴を比較

天然水は特定の水源から採水した地下水のことで、RO水は細密なフィルターで不純物を徹底的に除去した純水がベースとなっています。RO水は不純物が少ないこともあり、消費期限は未開封で1年、開封後で1~3ヶ月と長いのが特徴です。

一方、天然水は未開封で3~6ヶ月、開封後は1ヶ月と短くなっています。

とはいえ、開封後の水は一般細菌が繁殖するリスクがあるので、RO水でもなるべく早く使いきりましょう。

◇古いものから順に使う
ボトルを備蓄するために量を多く注文したら、古いものから順に使いましょう。新しく届いたボトルを備蓄に回すことを「ローリングストック法」といい、消費期限内に使いきるために必要な方法です。

ローリングストック法を含め、ボトルを備蓄するときのポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ウォーターサーバーは災害時に心強い!備蓄水としてストックしておこう

◇容量が少ないものを備蓄する
地震や台風といった災害時は、停電する可能性が常にあります。備蓄用のボトルを常温で使うことを踏まえて、大容量より容量が少ないものを選び、使いきりにすると衛生的に安心です。

◇家族の人数に適した量を備蓄する
災害時にどれくらいの水が必要かを考え、家族の人数に適した量を備蓄しましょう。成人男性が1日に必要な水分量といわれる2.5リットルを目安に、「大人1日3リットル」で計算して備蓄します。

2.5リットルの内訳は、食事で1リットル、体内で生成する水が0.3リットル、飲み水で1.2リットルです。あくまでも安静時なので、体を動かしたら必要な水分量が増えます。また、非常食の調理や生活用水として使うこと踏まえ、余裕を持たせて3リットルで計算して過不足のないように注文しましょう。

まとめ

ウォーターサーバーのうち、水を重力で出すコック式とレバー式は、停電時でも常温の水が使えます。電子ボタン式は給水も温冷機能も使えないので、設置したボトルから直接水を出す方法をとりましょう。

ただし、常温の水は一般細菌が繁殖するリスクがあるので、1~2日で飲み切ることが大切です。

停電中はコンセントからプラグを抜く、復旧後は機種の説明書を確認し、適切な方法で復旧すると安全に使えます。また、ウォーターサーバーのボトルを災害時の備蓄水にする場合、ローリングストック法を実践して備蓄するのがおすすめです。