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ミネラルウォーターと水道水の違いとは?硬度・安全性を徹底比較

2019/07/11

ミネラルウォーターや水道水の違いを具体的に挙げると、どのような点があるのでしょうか?また、安全性や飲みやすさはそれぞれどのようになっているのでしょうか? 今回は、水道水とミネラルウォーターの定義や基準値などを踏まえながら、それぞれの特徴や硬度、安全性について解説します。

ミネラルウォーターと水道水は何が違う?

◇ 水道水とはどんな水?

水道水は、主に河川を水源とし、浄水場で塩素消毒をして安全に飲める状態にした水のことです。天候や水道の使用量などに左右されないよう河川の水をダムに貯めたり、給水所で送る水の量を調整したりします。

また、日本水道協会では、大都市の水道水に使用される水源のうち、73%は「表流水」(ダム47.8%・河川25.2%)であることを公表しています。ミネラルウォーターと名のつく水がすべて地下水を原水としているのに対し、水道水は地表を流れる表流水を原水としていることを覚えておきましょう。

◇ ミネラルウォーターとはどんな水?

ミネラルウォーターとは容器入りの飲料水のことです。農林水産省のガイドラインでは、原水や処理方法によってミネラルウォーター類を以下のように分類しています。以下の分類における「特定水源」とは「水質、水量において安定した地下水の供給が可能な単独水源のこと」を指します。

≒    ナチュラルウォーター・・・特定水源から採取した地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの
≒    ナチュラルミネラルウォーター・・・特定水源から採取された地下水を原水とし、地中でミネラルが溶解したもの。国内で生産されているミネラルウォーターの約9割を占める
≒    ミネラルウォーター・・・水質安定のためにナチュラルミネラルウォーターのミネラル分を調整したもの
≒    ボトルドウォーター・・・上記以外の飲用水

つまり、「ナチュラル」とつく水は最低限の処理のみが施されるため、かぎりなく原水の地下水に近い水だといえます。一方、ミネラルウォーターはナチュラルウォーターと原水は同じでも、その後の処理によって水の特徴が大きく異なるといえるでしょう。
ちなみに、地下水を採水できる特定水源には以下のような水源地があります。

<地下水の採水地(例)>

  • 北海道札幌市南区定山渓
  • 山梨県大月市真木温泉
  • 静岡県富士宮市下条<\li>
  • 富山県中新川郡立山町東大森
  • 和歌山県田辺市龍神村
  • 高知県高岡郡津野町船戸
  • 鹿児島県屋久島町宮之浦 など

林野庁の公表によると、ミネラルウォーター類の年間消費量・国内生産量は平成元年から増加傾向にあります。なかでもミネラルウォーター生産量が多い、上位5県(平成26年時点)を見てみましょう。

順位 都道府県 生産量(リットル) 全国シェア率
1位 山梨県 118万9千 40.8%
2位 静岡県 49万4千 16.9%
3位 鳥取県 33万3千 11.4%
4位 鹿児島県 15万5千 5.3%
5位 富山県 11万8千 4.1%

出典:林野庁

上記の採水地や上位県の多くは、豊かな自然と山々に囲まれた山岳地帯です。その地表から湧き出る地下水は長い歳月をかけて地中でろ過されるため、不純物が少なくバランスのとれたミネラル成分を含んでいます。これらの水が日本の「名水百選」などに選ばれているのも、大自然が味・品質ともに良質な水を育んでいるからだといえるでしょう。実際、ミネラルウォーター類の消費量・生産量は平成元年を境に増加してきており、人の水に対する関心は高まっていることがわかります。

また、マーケティングリサーチ事業により実施された『水道水』に関するアンケートでは、2009年、調理・飲用に水道水を「そのまま」使う人が52.0%だったの対し、2015年、飲料水に水道水を使用する人は45.0%に減少しました。

アンケートによると、水道水をそのまま飲むのは地下水の採水地として挙げられたような地域の人が多いです。一方、自然が少なく主に地表水を水源とする地域はそのまま飲まない傾向が高くなっています。

しかし、近年では地下水の採水地域でも水道水を飲む人の割合は減少傾向にあり、ミネラルウォーターの需要が高まっています。

◇ 水道水とミネラルウォーターの大きな違いは塩素の有無

水道水とミネラルウォーターを比較すると、水源・原水の違いのほかに「塩素の有無」があります。ダムや河川から取水した水を安心して飲める水道水として供給するには、水道局で複数回行われる「塩素注入」が欠かせません。水道局では塩素注入のほかにも多くの浄水処理を行い、厳しい水質基準をクリアしています。

関連記事:水道水に塩素が入っているのはなぜ?

ミネラルウォーターと水道水の硬度の違い

◇ 水の硬度とは?

水の硬度とは、ミネラル(カルシウムとマグネシウム)の含量を数値化したものです。これらのミネラルを多く含む水を硬水、少ないものを軟水といいます。軟水は口当たりが柔らかくてのど越しが良く、硬水はミネラルの補給に適しているという特徴があります。一般的に日本国内では軟水を好む方が多いです。

関連記事:知ってた?軟水・硬水は水の硬度で決まる!それぞれの特徴や味の違い

◇ 水道水にも硬度がある

水道水にもミネラルは含まれているため、硬度があります。水道水の硬度も水源によって異なります。国内の水道水の大半は軟水だといわれていますが、千葉県木更津市や埼玉県熊谷市、沖縄県など、硬度が100mg/L以上の地域も一部あります。
このように地域によって硬度に差が出るのは、地下水が地下を通る時間(滞留年数)やその土地の地質が大きく関係しているためです。
たとえば、石灰岩地層が多い沖縄県では地下を通る原水が多くのミネラル成分に晒されるため、硬度が高くなっています。

◇ ミネラルウォーターも地域で硬度が異なる

ミネラルウォーターも採取する地域によって硬度が異なります。日本では、河川が短くて流れが急なのでミネラルが溶け出しにくいことから軟水が多くなります。反対に欧米では、石灰質の地質をゆっくりと通るので硬水が多くなります。
ミネラルウォーターと水道水では、いずれも採水地によって硬度が異なりますが、原水を比較するうえでは硬度の違いはありません。採水後の処理方法や最終的な飲み水としての硬度を比較すると大きな違いが見られます。

  • 水道水:51項目の水質基準項目の各基準値に適合するよう浄水処理を施します。
    ミネラル添加などは行われないため浄水後の硬度の変化はほとんどありません。
  • ミネラルウォーター:食品衛生法による検査基準で殺菌・ろ過などの浄水処理を施します。
    特殊なろ過フィルターを通してミネラルを除去、もしくはミネラルを添加することで後から硬度を調整する場合もあります。

ミネラルウォーターと水道水の安全性とは?

水道水の原水として70%以上を占める表流水が汚染物質を含むのに対し、地下水は比較的清浄な水質を保つ性質があります。そのため地下水を原水とするミネラルウォーターは最低限の処理で提供され、水道水に比べて「安全」「美味しい」といったイメージが強いでしょう。
水道水の味や安全性に対する世間一般のイメージ、不満点としては、以下のようなものが挙げられます。

  • おいしくない
  • 塩素が体に良くない
  • 臭いがある
  • 水道管や貯水槽の汚れ

ミネラルウォーターのほうが安全なイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

◇ 水道水の水質基準は厳しく安全性が高い

日本国内の水道水は、水道法などにて水質基準が厳しく定められています。基準項目と数値の一部を紹介します。

≒    大腸菌(検出されないこと)
≒    総トリハロメタン(0.1mg/L以下)
≒    残留塩素(1mg/L以下)
≒    水銀(0.0005mg/L以下)
≒    ヒ素(0.01mg/L以下)

その他、合計51項目について、基準が設けられています。また、水質管理目標値(26項目)、対象農薬リストの目標値も設定されているなど、安全性の追求が徹底されています。

◇水道水で考えられる危険性
水道水の安全性に関して注意したいのが、水道施設の劣化や老朽化です。例えば、集合住宅の貯水槽への虫やゴミの混入、耐用年数を超えた水道管による水質悪化が起こりえます。

高度経済成長期に多数の配管が整備されており、ちょうど水道管の法定耐用年数の40年を迎える時期に来ています。それにもかかわらず、多くの施設で水道管の更新が進んでいないため、経年化率が年々上昇しているという状況です。

◇ ミネラルウォーターの水質基準とは?

ミネラルウォーターは、食品衛生法により水質基準や製造基準、水質検査が規定されていますが、水源管理の規定はありません。また、水質基準の項目も水道水と比べて少なく、水源が汚染された場合には安全面でリスクが懸念されます。

◇ ウォーターサーバーの安全性は?

ウォーターサーバーの水は天然水とRO水のいずれかが一般的です。どちらもミネラルウォーターを使用していますが、ウォーターサーバーメーカーでは独自の衛生管理や特許技術を用いて、水やウォーターサーバー内の衛生管理を徹底しています。そのため、ウォーターサーバーは安全性が高い水です。

その証拠に、平成25年3月に東京都生活文化局消費生活部が公表した「ウォーターサーバーの安全性に関する調査」における水質調査結果では、ウォーターサーバー水は25項目全てにおいて基準値内という結果になりました(5検体)。

また、うるのんでは月に1度の放射性物質検査や、年に1度の自主検査(水道法51項目)を実施し、水の安全性を確かめています。

ただし、ウォーターサーバーの場合に気を付けたいのは、日ごろのお手入れです。サーバーの清掃を怠ってしまった場合には、細菌が繁殖してしまう可能性があるので、日常的な清掃を心がけてください。

関連記事:
ウォーターサーバーのメンテは必要?クリーン機能やフィルター付きなどの衛生機能の役割とは
ウォーターサーバーの掃除で細菌除去!

まとめ

水道水とミネラルウォーターには、水道の蛇口から水が出るかボトルに入っているかの違いの他に、処理方法などの違いがあります。

水道水は安全に飲める状態にするために水質基準が厳しく設定されていますが、水道管や貯水槽の老朽化が水質に影響を及ぼす可能性があります。ミネラルウォーターについては安全性の基準項目が水道水よりも少ないことから、水源が汚染された場合に安全性のリスクが生じる可能性があります。このようなリスクを下げて安心・安全な水を飲んでいくには、水を提供している企業などの管理体制をチェックすることが必要です。

こうした点を踏まえると、安全面を重視される方はウォーターサーバーを検討されてみてはいかがでしょうか?水質調査結果からも、衛生管理が行き届いていることがわかります。メンテナンスをこまめに行っていれば、いつでも安全で美味しい水を飲むことができますよ。

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